シンウルトラマン感想回補足

昨日の配信でシンウルトラマンを観た話をしました。補足というか、取りこぼした部分の話しようかな。

メフィラス星人さんの「『呉越同舟』、わたしの好きな言葉です」みたいなフォーマットいいよね。あれ、本心なのかな？多分逆だよね？目的のためなら手段を選ばず、みたいな言葉に対しては嫌いな言葉です、ってギリィしてたよね。アンタのための言葉だろ、と思ったけど手段選…んでるね。メフィラス星人さんは割と一貫して穏当に見えるし、デメリットがない人にとってはなんのこっちゃないのですごいなと思う。
なんかあの、メフィラス星人さんの俳優さんの顔の特徴のなさというか、『どんな人相でしたか？』って聞かれたら「えっ…均一な顔でした」って答えてしまいそうな感じよかったな。のっぺりした雰囲気というか、人間としての人格なさそうな感じ。

ゼットンがでけー！なことにかなりびっくりした。デカかったな。ウルトラマンが出動した上で、あんな『無力感！！！』みたいなことある？(ある)
絶賛メンブレ中の滝くんが「神永さんよろしく」って半べそかいてたけど、ウルトラマン的にも『俺も万能じゃないんですが……』の気持ちだったろうなというのがよくわかる。その後若干何か言いたげな変な間があったし。『ウルトラマンは神ではない、生命体だ』って言ってたのは多分それを分かるように丁寧に説明してくれてたんだろうな。優しいね。

あと、政府の人(竹野内豊さん)と『対等な交渉』してたとき、彼怒ってたねぇ～。(怒ってるポーズをとってたと言うべきかも)あれよかったねぇ～。人間全体を守りたいから、そのために禍特対の皆と話させろっていう真意なんだろうけど、『禍特対の命を保証しないと仰るなら、こちらも全人類の命の保証しませんが？』的なこと言うのヒヤッとした。ヒヤッと言うか、強大な力を持つもののエコヒイキが好きだからｷﾞｭﾝｯｯｯてなったが正しい(ex.飛鳥了)
竹野内豊さんが即引いてくれてよかった。やはり賢い人が沢山出て進むお話はストレスがない。

シャニマスを読むようになってからああいう『間』にすごく敏感になったと思う。シャニマスの場合はノベルゲーだから『……』で示されるけど、映像でも結構わかりやすくやってくれてるんだな。
あと場面転換の意味もめちゃくちゃ追えるようになっててビックリした。昔だったらその場は『なるほど……？』くらいで、後々理解する感じだったのが、『あ～今の問いかけで場面切り替えが入って云々がどうこうだからそういうことか』くらいの解像度になってた。観てから理解するまでの瞬発力がとても鍛えられてる。

以前のリンゴなら滝くんに対してビミョーな気持ちになったかもだけど、シャニマスに訓練されたので『The人間……私もあなたもヒューマン……』という気持ちになれる。完璧超人などいない…頑張って立ち上がった滝くんは偉い…。自らを奮い立たせて立ち上がれるからウルトラマンは人間を好きでいてくれると思ってる節がある。

『ウルトラマンの人間への執着はなんかある』みたいなことを配信でも言ったけど、多分そういう認識の原点は多分HELLSINGのアーカードですね、リンゴの経験的には。あそこまでテンションぶち上がりしてないと思うけど、なんか、あれに近しい何かじゃないの、と思ってる。

初代ウルトラマン見た後にもう1回映画館行きたい……できるか……？(リンゴは有言不実行も多い)

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